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 新JIS規格

 新JIS規格は、阪神・淡路大震災を契機に耐火金庫のJIS規格が見直され、UL規格並みの基準において、平成10年3月20日に制定された規格です。 定評ある数々の苛酷なテストは、諸外国の検査基準を大きく上回り、実験結果はもとより、使用部品、製造工程にいたるまで入念にチェックされます。
 UL規格は、全米保険協会の全面的なバックアップの下、生活用品全般の安全性を保証する世界の安全マークです。
《 旧JIS規格との比較 》

旧規格新規格
性能区分1, 2, 3時間耐火1/2, 1, 2, 3, 4時間耐火
耐火性能 庫内温度が180度以下、新聞紙の文字が判読可能1、2、3時間耐火
B5サイズに切断した新聞紙を軽くもんで直径6〜7cmのボール状に丸める
庫内温度が177度以下、新聞紙の文字が判読可能
天壁を除く各壁全面に貼り付ける
急加熱、衝撃落下
併用試験
加熱温度900度(最高980度以下) 加熱温度1,090度(最高1200度以下)
庫内温度
即定位置
側面内壁より50mm
加熱後は炉内放水冷却
側面内壁より25mm
加熱後は炉内自然冷却
落下試験4m(煉瓦をフラットに敷き詰め)9.1m(砕いた煉瓦を積み上げ)
扉の繰返し試験規定なし開扉の開閉繰返し性能を規定
試験体同一機種で中間のもの最大のもの


 耐用年数

耐火金庫の耐用年数は、製造後20年です。耐用年数を経過しますと、耐火材中の水分が減少、発砲コンクリートの強度が大幅に低下し、その結果、火災時に庫外からの火熱を遮断できなくなる恐れがあります。


 耐熱温度

《 収納物別耐熱温度 》   ※JIS規格保証温度
収納物性能区分(目安)
現金、権利書、重要書類、小切手など※JIS177度以下
レントゲンフィルム、写真用フィルム105度以下
マイクロフィルム、マイクロフィッシュ105度以下
映画用フィルム、合成紙、洋画、日本画80度以下
宝石(ダイアモンド・ルビー・サファイヤ)180度以下
宝石(真珠・オパール・エメラルド)65度以下
刀剣類・IC・カメラ・時計65度以下
磁気テープ、ビデオテープ※JIS66度以下
フレキシブルディスクカートリッジ※JIS52度以下
光ディスク50度以下

( 防盗耐火金庫・耐火金庫(一般紙用)注意シール )

 金庫診断士制度

 金庫診断士は、日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会が認定する資格で、平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災での大火災による金庫の被害状況の現実や同年7月からのPL法施行に伴いスタートしました。

《 金庫診断士の役割 》
 □金庫の正しい選び方の普及を図る
  ・収容物の種類(書類・現金・宝石・絵画・FD等)、用途別の使用方法を明確にする
 □使用中の耐火・防盗金庫の診断を行い、適切なアドバイスや提案をする
  ・耐火金庫の耐用年数(製造年)を確認する
  ・金庫の設置・環境(重量物のため床などの状態)を確認する
  ・施錠状態、扉の状態などをチェックする
  ・診断対象: 耐火金庫、防盗金庫、特殊耐火金庫など

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